縁(縁起) 唯識
作家は孤独と、よく言われる。本当にそうだろうか? 無人島や電気、水道も無く、自立して生活している一人であれば、そう言える。 それは作家がこころに誰も寄せ付けない、末那識(本煩悩)が完全に征服している状態のことだと思う。自分の作品は完全に仕上がり、非の打ちどころも無い、と思うから展示する。誰かに批評されて、意にそぐわないとその人は、解って無いと! こころで思う。そんな末那識の指示を打ち砕き、己の不完全な作品を鳥瞰して、眺めるこころの余裕が大切であり、縁で出逢えた環境を大切にすることが、将来への路が開けるのであろう。 そのためには、ギャラリー、友人と共に、路を歩む人の存在が大切となる。
2026年10月23日
